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日本三大火祭り 野沢温泉道祖神祭り
道祖神は、「どうろくじん」「さいのかみ」「さえのかみ」などとも呼ばれ、災厄の進入を防ぐ神とされ、石像などに刻んで村境や辻などに祀られている神様。そして、小正月に正月飾りや締め飾りなどを焼く行事として、野沢温泉で古来行われてきた行事が道祖神祭りです。全国的には「どんど焼き」などの呼称で親しまれています。
野沢温泉の道祖神祭りは壮大な規模で行われることで知られています。この祭りがいつ始まったかは定かでありませんが、道祖神碑には「天保十巳亥年」と刻まれていることや河野家に残されている「文久三年道祖神小豆焼帳」などから江戸時代後期にはすでに盛大に行われていたことが推察できます。
「国の重要無形民族文化財」の指定され、日本三大火祭りのひとつと言われる野沢温泉道祖神祭り。毎年1月13日から15日に開催され、有名な社殿への火付けの攻防戦は15日夜に行われます。
日程(毎年)
▼詳細は野沢温泉観光協会ウェブサイトにて
https://nozawakanko.jp/record/dosojin/
※2024年野沢温泉の道祖神祭りについて
2024(令和6)年1月15日(日)執行予定の道祖神祭りについて、祭り会場への入場制限についてご案内です。
・野沢温泉村の村内に宿泊されているお客様(外国人を含む)で観覧を希望される方のみに入場券を発行し、入場していただく。
・入場に際しては飲み物(アルコール類等)の持ち込みは禁止とします。
今回の入場制限については、コロナウイルス感染症の位置づけが5類に変更されましたが、以前より会場内が大変混雑し雑踏事故が懸念されることから警察署からも対応を求められておりました。
2022年10月29日には韓国イテウォンにおいて159人が死亡する大惨事が発生しました。道祖神場については社殿に向かって緩く傾斜した地形となっており、昨年の道祖神祭りでも村民と村内宿泊者に限り入場券を発行し、入場を制限しましたが、約4,800人の入場者となりました。会場の規模から、これ以上無制限に観覧者を入場させることは祭りの管理上危険であると判断し入場制限をすることとしました。
重要無形民俗文化財の指定を受けており、できることであれば道祖神祭りの伝統文化を自由にご覧いただきたい所ではありますが、制限についてご理解・ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
INFORMATION
スポット名 | 野沢温泉マウンテンリゾート観光局 |
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営業時間 | 9:00〜17:00 |
定休日 | 無休 |
連絡先 | 0269-85-3353 |
住所 | 長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷中尾5043-3 |